鍵のトラブル発生!気持ちが動転しますよね。でもそこは落ち着いて!鍵屋さん選びにもコツがあります。知っておくと損はしない、賢い鍵屋さんの選び方。”業界の大人の事情”を包み隠さずに光を当てることがお客様のためになると考えここに記載します。
聞いていなかった費用を請求されたり、ホームページに表示された価格や、
説明された金額よりも高額の請求をされたときは、料金を支払う前にお住いの地域の消費者センターに相談しましょう!
keylock-koto.jp
ちょっと知っておくと損をしない、鍵屋さんの選び方。
鍵のトラブルが発生しても落ち着いて!気持ちよくトラブルを解消していただくために。
<POINT1:合い見積もりを取る、上限金額を確認する>
不意な鍵のトラブルが発生したとき、気持ちが動転しどこへ連絡したらいいか判断つかないこともよくあります。でもそこは落ち着いてください。「鍵トラブル 〇〇市」や「〇〇町
鍵屋さん」などで検索すると無数の鍵屋さんサイトがでてきます。そこで、いくら急いでいても最低3店舗くらいにお電話して到着時間や価格など必要事項をしっかりと確認・比較し納得のゆく業者さんを選んでください。ここで注意したいのは、お電話での見積価格と実際の請求額が大きく違う場合があります。何度も書きますが、1店舗だけで決めず、数店舗お電話してから決めてください。その際には電話見積での金額と実際の金額と大差(多少の違いは発生するかもしれませんが、少なくとも上限金額くらいは確認するようにしてください)ないか、念を押して確認してください。金額の上限を確認すると少しは安心ですね。はっきりと提示しない業者さんはお勧めできません。
<POINT2:事務所所在地を確認する>
店舗や事務所の所在地が明記されていない業者さんを選ぶのはやめましょう!どこのカギ屋さんなのかわからないところはお勧めできません。事務所や店舗所在地をしっかりと掲載している鍵屋さんを選んでください。「最短○○分」などを謳い文句にお客様を誘導する業者さんもありますが、実際には県内からではなく近県から出張するケースも多く、何時間も待たされる上、出張料も当然上乗せされてしまう可能性あります。「〇分(一桁)で到着」なんて、あり得ません。
<POINT3:広告サイトには気を付けよう>
地元・直営の鍵屋さんを選びましょう!全国対応型の鍵屋さんとフランチャイズ契約や代理店契約している業者さんは大元の本部へのロイヤリティーや紹介手数料(売上の30%~50%!)を支払わなければならず、その分を料金に上乗せされることも考えられます。【出張料なし】【〇〇〇〇円~(5000円以下)】と表記している店舗もありますが、あまり信じないほうが得策です。契約している本部に手数料やロイヤリティーを支払うと自分たちの利益が吹っ飛んでしまいます。何かと理由を付けて(作業料や技術料などの名目で)手数料、ロイヤリティー(中間マージン)を上乗せして請求してきます。広告サイトの全国対応型の鍵屋さんに依頼されるときはその点ご注意ください。
これ、知っておいてください!
広告サイト(google検索の場合PC表示では”広告”、モバイル表示では”スポンサー”の文字があるサイト)が利用しているリスティング広告。受注するかしないにかかわらず、競合性の高いキーワード(例:”鍵屋”、”鍵交換”など、誰もがすぐに思いつく単語)で1クリックされると数千円もかかってしまう広告料。なのに【出張料なし〇,〇〇〇円~】って数千円程度の料金で済むわけがない!広告主は広告料の回収が必要となり価格に上乗せします。結果的に間違いなく私たち地元直営店の料金を上回ります。
広告料の回収分と契約業者さんから徴収する手数料、最終的に受け持つことになるのはお客様なのです!
これは収益システム上、避けられない事実です。
具体的に「鍵交換2,200円~」、「カギの付け替え5,500円~」なんて”ありえない料金”を提示する業者はNGです。鍵の仕入れ値よりも安い料金で一連の役務を果たすことなんて不可能です。少なくとも表記料金の10倍は取られますよ、これまでの多くのお客様からお聞きした経験談です。
虚偽表記には気を付けましょう!甘い言葉に誘われると大変な目にあいます。料金が高くなる原因は地方の契約鍵業者との間に発生する紹介手数料(中間マージン)+委託された業者さんの任意での料金上乗せです。
全国対応型の仲介会社とは?
当サイト内でよく登場する「全国対応型の仲介会社(サイト)」とはいったいどのようなものなのか、簡単にご説明いたします。
大都市にオフィスを構え、全国各地の業者さんと業務契約を結び、紹介手数料を徴収することを条件に全国各地の業者さんにお仕事を紹介、斡旋する会社です。小さなオフィスに数人の電話受付スタッフを配すれば運営可能で各地の業者さんから紹介手数料として、売上金額の30~50%(会社により異なりますが、大差はありません)を吸い上げて生計を立てている会社です。自社社員が技術を持って直接業務に対応する会社はほんの一部で、ほとんどが事務職で構成されているため業務の対応を契約業者一任で回している帰来があります。そのため、受付時にユーザーからの話がうまく伝わらないことも多々あり、実際に業務を行う業者さんが困ってしまうことも。なにより、上記でご説明した”紹介手数料”がボトルネック(不可避なマイナス要素)となりどうしても料金が高くなってしまいます。この中でも広告を出している会社は膨大な広告料の回収も必要となるため更に料金が跳ね上がってしまうのです。それ以上に仲介会社のスタッフとして業務に当たるため自らの看板を背負う必要がない契約業者の任意による法外な料金上乗せも問題視されています。また、現地スタッフが実稼働するまでに受付というワンクッションがあるため、各地域のスタッフ手配や出動の可否の確認を取ったりと、どうしても対応に遅れが生じます。また、業務に関する責任をすべて契約業者に持たせるため、事後に不具合が発生した場合、仲介会社はノータッチ、業者さんへの連絡が取れなくなるトラブルが発生する可能性もないとは言えません。
注意喚起!!
生活トラブル関連を扱う仲介会社の中には虚偽表記により消費者庁から「景品表示法に基づく課徴金納付命令」を受けた会社もあるのでご注意を!興味がある方は「日常生活における各種トラブル 景品表示法に基づく課徴金納付命令」で検索してみてください。公然の事実として消費者庁も公表しています。
<”最寄りのスタッフが待機中”の表記の真実>
大手仲介会社、広告サイトの表記にありがちな”最寄りのスタッフが待機中”といった謳い文句。これはあくまで【契約している業者さん】が近くにある(ほんとにあるか定かではないですが)のであって自社スタッフではありません。表記上は”自社スタッフ”と謳っていない限り法律的な問題はありませんが実情は”他社スタッフ”に対応してもらうため、結果的に上記で記載したような仲介手数料やロイヤリティーといった料金の上乗せがあることには違いないのです。
<POINT4:専門知識を持つ受付であるか?>
受付に出る人の鍵と錠前に関する専門知識が乏しい場合は困りますね。全国対応型の店に非常に多いです。地方の契約鍵屋さんに丸投げ状態。現地の鍵屋さんは困ることもしばしばあります(当店も最近は直営率が高くなりその機会はかなり減りましたが契約会社から依頼を受ける場合がありますが、困ることが多いです)せめて、車なら車種、年式、イモビライザー装置の有無、住宅のカギならメーカー、型番くらいは事前に把握してほしいものです。
お客様のトラブル内容をしっかりと把握しそれに見合った適正価格を提示できないので「ご料金は現場を見てからの判断となります」と言ってきます。こうなれば相手の思うつぼです。金額提示をはっきり出してくれない鍵屋さんはあまりお勧めできません。その点、地元・直営店はその道のプロ、お客様からのご連絡内容をしっかりと把握しながら金額提示しますので安心です。また人件費、ロイヤリティーなどのコストもなく、その分お客様へ還元できます。これは大切なことですが”その場限り”の仕事で終わらせず、リピートやアフターフォローを意識した丁寧な仕事が期待できます。万が一事後に何らかの不具合が発生した時、地元の鍵屋さんなら連絡もダイレクトに取れますから。
<POINT5:地元の鍵屋さんが安心>
古くから地元で展開されている経験豊富な鍵屋さんを選びましょう!古くから地元の電話帳広告やHPで展開されている業者さんを選ばれることをおすすめします。長年その道で育んできた確かな技術力が安心を引き寄せてくれます。長年地元で営んできた鍵屋さんは地元だからこそ地元の方々の”困った”を解決したいとの思いがやはり強いです。ただ、慌てているときにスマホで検索してもどこが地元の鍵屋さんかわからないことがあります。そういう場合は掲載サイトの中の”お店の概要的”なページをご覧ください。多くの場合、事務所の所在地が記載されいます。
値段表記の内容をしっかりと確認しましょう!
カギのトラブルが解決しても料金トラブルに巻き込まれないようご注意することが大切です
「出張費なし」、「最安値0000円~」などの表記を宣伝文句に使っている業者さんがありますが、実は作業費、手数料を上乗せして請求するケースが多いです。当店にご連絡いただいたお客さんからそういったお話を多くお聞きしております。やっぱり地元の業者さんに直接お願いすればよかった、と。一例をあげると、窓のクレセント解除料金だけで、なんと〇〇〇,〇〇〇円も請求された!という方も居られました。いわゆるぼったくり、後の祭りです。お気の毒です、としか言葉が出てきません。
サイト内に記載されている料金に偽りがないか、お願いする前にしっかりと確認をとっておきましょう
(ご参考のために記載しています)
これ、知ってました?
大手広告サイトでよく見かける「地元滋賀の鍵屋」、「最短〇分で到着」、「鍵開け〇,〇〇〇円~」といった謳い文句はあまり信じないほうが賢明です。私が知っている(当店に依頼変更されたお客様から聞いた話では)限りほとんどの場合、大阪、京都、兵庫、愛知など近県から訪れるパターンが非常に多いです。30分で伺います、とお客様には言っておきながら「交通事情が...」「途中で不意な交通トラブルに...」などの理由をつけて2時間、3時間も待たせることもしばしば。それは当然ですよね、京都や大阪、兵庫や愛知から滋賀まで普通に来ても数時間かかりますから。事前にそのスタッフがどの地域から来るのか、しっかりと確認ておくことが大切です。そして現地での見積もり金額が当初聞いていなかった、とても適正とは思えない金額の提示。挙句の果てに断ったらキャンセル料として何万円もの請求をされた!という方々から当店へご相談いただくことが最近特に増えてきています。大手広告サイト運営会社云々というより(サイトの表記には問題アリですが)も委託された業者が悪質なんですね。
表記通りの内容以外の適用(到着時間や提示金額、キャンセル料の有無)については、お客様は堂々と断ることができるんです。無理な請求をされて困った場合は、お金を支払う前に地域の消費者相談センターにご相談ください。事後では取り返しがつかなくなりますのでご注意ください。
新型コロナウィルス感染拡大防止が叫ばれる昨今、増して緊急事態宣言が発令されている地域からの業者さんの訪問はおすすめできません。できる限り、滋賀県内に事務所を置く地元業者さんにお願いするようにしましょう。
※先日、水道業者やトイレ修理業者の悪質な請求”事件”が報道されました。鍵関係の業者も報道されてはいませんが同様の被害が恐らく多々あることでしょう。消費者庁からも消費者に対し、悪質業者にはくれぐれも注意するよう通達が出されています。
損をしないための鍵屋さん選びのポイント!
知っておくと損はしない鍵屋さん選びのポイント7選
(何らかの理由で当店へ依頼変更されたお客様からの情報をもとにまとめています)
①受付け時、トラブル内容をしっかりと把握してくれる鍵屋さんを選びましょう!(現場を見てから値段を出す、では不安です)
②トラブル発生現場への到着時間を偽りなく伝達してくれるカギ屋さんを選びましょう!(何時間も待たないために)
③事務所の所在地、店舗情報をはっきりと表記している鍵屋さんを選びましょう!(他府県からの派遣ではないことをチェック!)
④トラブル解決に必要な料金提示をはっきりと言ってくれる(少なくとも上限金額💴)かぎ屋さんを選びましょう!
⑤地域で古くから営業されている地元の鍵屋さんを直接選びましょう!(経験豊富。中間マージン、ロイヤリティーの上乗せ心配なし)
⑥料金表記に「○○○○円~」ではなく上限金額をしっかり記載している鍵屋さんを選びましょう!(大変な目に遭います)
⑦サイトをSSL化(暗号化通信、https化)し、お客様のプライバシーを守る対策をとられているカギ屋さんを選びましょう!現在のサイバーテロ技術は予想以上に進化しています。非SSLサイトで”保護されていない通信”が表示されているサイトを見ただけでクレジットカード情報やその他個人情報を抜き取られる可能性もあります。すぐにそのサイトを離れましょう!
1店舗だけ決めず、何店舗かご連絡し時間的・料金的にご納得されてから依頼するようにしましょう!
ネット上にアップされている様々な鍵屋さん口コミサイトもカギ屋さん選びの一つの指標となるでしょう。これを見ると、やっぱり地元の鍵屋さんが安心!となりますね。
ぼったくりの実情(抜粋)
当店スタッフが現場で実際に目にした”ぼったくり現場”。車のキー作成依頼(イモビなし、一般的な刻みキー。相場は15000~25000程度)を依頼した業者さん(大手広告サイトの下請け業者)が現場で提示した金額が開錠8万円、作成8万円合計16万円とのこと。無茶苦茶な金額提示に驚いたお客様は値引き交渉を。その後業者さんの口から飛び出してきた言葉に唖然とされたそうです。「同行している見習い作業員に作業をさせてくれたら半額でOKです」。。。
あまりにも高額なので断ったらキャンセル料として2万円請求された。その後当店に依頼変更、スタッフ到着後もその業者さんが居座り続け、依頼変更を受けた当店スタッフが開錠後に車内にあった財布からお客様がキャンセル料2万円をお支払いになった。その様子一部始終を当店スタッフが目撃、業者名や2人組の作業員の容姿、車両ナンバーや車両に記載のロゴなどを記録(大手広告サイトに依頼→下請け業者さん駆けつけ時の事例)
↑この業者さん、やっぱり消費者庁から注意喚起を受けたようですね、そのリンク、貼っておきますね。
https://www.caa.go.jp/notice/entry/027673/
単純に考えるとすぐに気づくこと。大手広告サイト運営会社は下請け業者からの紹介手数料で成り立っています。膨大な広告料をペイするため、それと同時に利益を上げるために、下請け業者からかなりの金額の手数料を徴収しているようです。そして結局それらはお客様が負担することになるのです。これは紛れもない事実。いくら綺麗ごとのようなうたい文句を連ねていても中身は一緒。毎月の広告料、高いでしょうね~。「鍵屋」などの誰もが思い浮かべるキーワード(ビッグキーワードといいます)でワンクリックされるだけで数千円かかるようですから。それを全国展開...恐ろしい程の金額となることでしょう。これは実際に被害にあわれた方々からの情報ですが、有名タレントをイメージキャラに起用しているサイトには特に注意すべきだ!とのことでした。
大切なのはお電話の時点で最高金額の確約を得ることです。はっきり教えてくれない業者さんはNG!その道の専門家なら料金はすぐに出せるはず。これはぜひ覚えておいてください。
(本文について、脚色は一切しておりません。ありのままの事実を記載しております)
その他、似たような事例を数多く目撃したり耳にしたりしています。すべてを上げるときりがないので代表的な事例のみを抜粋して掲載してみました。
鍵のトラブル発生時、心が動転してしまい慌てて業者さんを呼ばれるお気持ちはわかります。しかし、今一度冷静になって事前に料金をはっきりと提示してもらうことが肝要です。
万が一途中でトラブルが解決(鍵が見つかった、など)しキャンセルした場合のキャンセル料の確認も同時に行ってください。あと、これはとても大事なことですが、現場で詳細見積してもらった金額にご納得いかない場合は他の業者さんに電話でもかまいませんから概算の相場を聞いてみてください。作業前の誓約書へのサインはお客様がすべてご納得されたうえで行ってください。納得いかない場合は消費者センターにご相談されるとよいでしょう。事後では手遅れになりますので、ご注意ください。